ぼらんてぃあ通信

心のユニバーサルデザイン

先日、子どもとベビーカーで外出した時のこと。行き慣れた場所にもかかわらず、スロープやエレベーターがなかなか見つからず、あちこち歩き回りました。一人の時には気にならなかった不便さを感じました。

近年、様々な場面でユニバーサルデザインが見られるようになってきましたが、まだ解消しきれない部分があるのも事実です。バリアフリーと混同されることもありますが、バリアフリーとは、高齢者や障害のある方などを対象に、バリア(障害)を取り除き利用しやすく改善することをいい、一方ユニバーサルデザインは、年齢や性別、国籍、障害の有無にかかわらず、はじめから誰でも使いやすいように、物や環境をデザインすることを言います。建造物以外にも日用品や電気機器等にも広く浸透しており、最近では多言語の翻訳や音声認識機能等を備えたコミュニケーションアプリ「UD(ユーディー)トーク」が出てきたりと、企業の関心度も高く今後も広がりを見せることが予想されます。

豊橋市では、高齢化の進行と外国人市民増加の視点から、平成17年に「ユニバーサルデザイン推進のための基本方針」が策定され、誰もが生活しやすい都市基盤の整備や環境づくりに力を入れています。ここ、あいトピアももちろんユニバーサルデザインを意識した造りになっています。

子連れでの外出は不便さを感じることもありますが、道で会った人が扉を支えて下さったり、席を譲って下さったりと優しさに触れる機会も増えました。ハード面が整備されても、それを使う人に思いやりの精神がなければ意味がありません。心のユニバーサルデザインを一人ひとりが意識することが大切と言えます。