つなげ手ねっ!と

「障害者をサポートするボランティア」vol.2

書き手:肢体不自由者ガイドヘルプ渋茶倶楽部 真木 明 さん

『車いすを押して元気をもらう』

「渋茶倶楽部」は車いす障害者をサポートする、今年設立20周年を迎える車いす介助ボランティア組織です。具体的活動は大きく分けて二つあります。

一つは、車いす障害者への日常生活サポートです。買物、病院通い、あるいは映画やスポーツ観戦などをお手伝いします。障害者の方々に青空のもと屋外活動を楽しんで頂こうとお花見や紅葉など自然を楽しむイベントと春・秋の行楽(2016年度、春は長篠設楽原新東名PA、秋は田原の蔵王山)を年4回実施しています。このサポートは、事前に利用登録(障害状況など)をして頂き、円滑なサポートが出来るよう努めています。現在登録されている利用登録者は25名です。

二つ目は、車いす障害者への理解を深める活動です。主な活動は市内の小中学校への福祉教育です。車いす体験を通して、車いす生活の不自由さや危険度を理解してもらいます。障害者への優しさを育むことも大きな目的です。障害者が特別な存在ではない社会を作り上げるには、若い世代のエネルギーと理解が不可欠です。福祉教育後の子ども達の感想文を読むと未来に期待が持てるように感じます。また、豊橋市や社会福祉協議会主催のイベントにも車いす体験コーナーを設けて啓発活動をしています。渋茶倶楽部の会員は32名ですが、活動を通して社会インフラの不足を実感すると同時に、障害者の前向きで明るく元気な姿に元気をもらうことも多いです。「気取らず、構えず、無理なくお手伝いできる」渋茶倶楽部で一緒に活動されるのは如何でしょうか?