ぼらんてぃあ通信

日本点字図書館

先だって、ボランティアグループの研修に随行し、東京にある社会福祉法人日本点字図書館へ見学に行きました。

日本点字図書館は、昭和15年に盲目の本間一夫氏が創立し、点字図書約2万1千タイトル、録音図書約1万5千タイトルを有する日本最大規模の点字図書館です。主に、点字図書や録音図書の制作・貸出、相談支援、用具販売などを行っています。

現地では、点訳作業の風景や書庫、音訳を行うスタジオなどの見学をさせていただきました。中でも特に印象に残っているのが「触地図」です。触地図とは、触ることで位置情報が分かる案内表示で、駅や総合福祉センターあいトピアにも設置されています。

日本点字図書館内には、手作りのディズニーランドの触地図が展示してあり、道やアトラクションの位置などが細かく再現されていました。さらに驚いたことは、ディズニーリゾートでは、視覚障害の方がスタッフに声をかけると触地図がもらえるそうです。

他にも、録音図書を作成するスタジオも数多く設置されており、廊下より一段高くすることで足音が響かないようにするなどの工夫がされていました。

今回の見学では、視覚障害者に対する多くの工夫や配慮を学ぶことが出来ました。組織の姿勢や空気感など、実際に出向いてこそ得られた情報が多くありました。障害の有無等に関わらず、誰もが安心して暮らせる社会を作ることが福祉の目的ですが、様々なバリアがいまだにあることも事実です。今後も様々な機会を通して学びを深め、地域福祉推進に役立てたいと思います。