つなげ手ねっ!と

「障害者をサポートするボランティア」vol.10

書き手:音訳ボランティアグループ「ペンライト」 彦坂 幸代 さん

『録音図書を作っています』

「ペンライト」は市内にある点字図書館「明生会館」を母体として、視覚障害者の方に録音図書を制作している音訳ボランティアグループです。

現在会員は40名。小説、実用書などの様々なジャンルの本を音訳しています。また、月刊ドラゴンズも毎号数人で制作しています。昨年度製作のテープ図書は109タイトル、CD図書は105タイトルでした。

私たちが制作した録音図書は、全国の方が利用するサピエ図書館(全国の点字図書館等によって構成されている)にも提供しているので、読み方やアクセントにとても気を付けています。いつも辞書を手元に置き、読むより調べる時間の方がながいこともしばしばです。コツコツと気の遠くなるような地道な作業ですが、仕上がった時の達成感は別格で、しかも人のお役に立っているという満足感が「また一冊頑張ろう!」という次のやる気につながります。

最近ではデジタル録音でコンピューターの声の録音もできるようになりました。きれいで聞きやすい声ですが、「やっぱり人の声はいいね!」と言っていただけるよう日々努力しています。

「ペンライト」では、毎年4月から初級講座を開催しています。1年間講座で音訳技術等を学んだ後、本の音訳に入ります。今年の4月、一人でも多くの方が初級講座に参加してくださればいいなと思っています。