ぼらんてぃあ通信

大規模停電

令和元年9月8日の台風15号は、関東地方、特に千葉県内各地で甚大な被害をもたらしました。千葉県内では大規模停電が発生し、停電はピーク時で約64万戸に及び、こうした広範囲に及んだ停電を主要として、市民の生活復旧に大きな影響を及ぼしたことは記憶に新しいと思います。

この機会に、普段はあまり意識していない電柱について、少し調べてみました。台風による電柱の倒壊は決して珍しいことではなく、過去にも大きな被害をもたらしています。電柱はどの程度の台風(暴風)に耐えられるのか?これは「電気設備に関する技術基準を定める省令」に定められていて、『風速40m毎秒の風圧』まで、民家等が密集している場所では『風速40m毎秒の風圧の二分の一程度の風圧』までは耐えられるように設計されているようです。

毎年のように発生する大雨等による水害、今年の暴風雨による大規模停電等、その自然エネルギーが『想定外』であったことが原因との意見がありますが、これまで定めていた基準には当てはまらない、『想定内』として準備しなければいけない、そんな時代が来ているのかも知れません。

災害の多い日本においては、例えば無電柱化や河川の洪水氾濫対策等のインフラ整備が重要であることは明らかですが、非常にお金と時間がかかります。インフラ整備が一朝一夕にはできない以上、災害後、市民自らが相互支援できるような普段からの地域防災コミュニティづくりが、防災・減災の大きな力になるのではないでしょうか。