ぼらんてぃあ通信

シッティングバレーボール

最近、バレーボールの試合を見に行く機会がありました。会場では、試合の合間にスポンサー企業のCMが大きなビジョンに流れていて、その中でシッティングバレーボールというスポーツについて知りました。

シッティングバレーボールとは、お尻(臀部)を床につけた状態で競技するバレーボールです。1956年、戦争によって体が不自由になってしまった人々によりオランダで考案され、パラリンピックの正式種目にもなっています。2016年のリオデジャネイロで行われたパラリンピックでは男女とも出場を逃していますが、来年開催される東京パラリンピックでの活躍が期待され、チームの強化が進められています。

重要なルールとしては、プレー中にお尻(臀部)が床から離れると“リフティング”というファウルになってしまう点です。選手はお尻を床に付けたまま、腕の力などでお尻を滑らせるようにしてコート内を移動します。ジャンプができない分、スパイクやブロックでは身長の高い選手が一般的に有利とされています。小柄な選手が攻撃する場合は、フェイントなどテクニックとアイデアを使った戦略が求められ、見どころの多いチーム競技です。

シッティングバレーボールは、障害者や膝、足首などに怪我をした健常者のバレーボール選手達によって今も成長しています。スポーツを通して障害者と健常者が高い技術を持ち得ながら、共に運動できるスポーツ競技としてさらに成長する可能性を持っています。今後のシッティングバレーボールの発展に注目していきましょう!

(参考:一般社団法人 日本パラバレーボール協会、東京オリンピック・パラリンピックホームページ)