ぼらんてぃあ通信

健康寿命を延ばすために

皆さんは『健康寿命』という言葉をご存じですか?これは人が支援や介護を必要とせずに自立した日常生活を送ることができる年数のことで、日本人の平均寿命は一昨年の時点で男性が約73年、女性が約75年と言われています。これに対し、平均寿命は男性が約81年、女性は約87年です(厚生労働省のデータより)。さて、この『平均寿命』と『健康寿命』の年数の差は、一体なにを指しているのでしょうか?

答えは、『寝たきりや認知症などの健康上の理由により、日常生活に何らかの制限がある年数』です。生きる年数そのものより、いつまでも健康な状態で寿命を全うするという点を重視する方は多いのではないかと思いますが、それを叶えるためには平均寿命と健康寿命の差をなるべく縮めていくことが重要と言えます。

本会では高齢者向けの介護予防サロンを運営していますが、昨年は新型コロナウイルスの影響を受け、安全面を考慮して数ヶ月の休止を余儀なくされました。サロンの運営をサポートするボランティアの方に伺ったところ、休止中に何らかの理由で自力での外出が困難になったり、今後の参加が出来なくなってしまったという方も僅かながらいらっしゃったようです。

普段から自分で出来る介護予防としては、散歩やストレッチをする、1階分だけ自分の足で歩いてみる、読書や創作活動をするなど、筋肉や脳を積極的に使うような行動が挙げられます。たとえ毎日は無理でも、動かす習慣をつけることで衰えを防止したり、遅らせることが期待出来るのです。

寒さで動くことが億劫になってしまいがちな季節ではありますが、少し先の自分の未来を見据えて、健康寿命を延ばすための習慣を始めてみませんか?