ボラセンノート:自分を変える7つの習慣
私が最近読んだ書籍「7つの習慣~自分を変えるレッスン~」についてご紹介します。
皆さんはスティーブン・R・コーヴィー著『7つの習慣』という本をご存知でしょうか。1989年にアメリカで刊行されて以来、様々な国で翻訳され、現在でも世界中で読まれているベストセラーです。
7つの習慣とは、スキルやテクニックだけでなく、人格自体を磨くことで自分の人生を成功へと導いていく方法です。言葉では説明しづらいですが、「7つの習慣~自分を変えるレッスン~」は、『7つの習慣』をよりわかりやすく、イラストや具体例もたくさん交えながら説明されているので、とても読みやすい1冊になっています。その中でも特に印象に残っている、第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」を紹介します。
人はそれぞれ違った物の見方をしています。違う見方をしている人同士では、相手との関係を育てていくことは難しくなります。まずは、相手の見方を理解するために、聞き上手になることが大切です。
そして、聞く姿勢には5つのレベルがあり、一番低いレベルの聞き方は相手を無視して話を聞かない、一番高いレベルの聞き方は、相手に共感しながら聞くというものです。まずは、相手の置かれている状況や立場を思いやりながら、相手の話を聞いてみましょう。
また、重要なのは ①相手を理解する ②自分を理解してもらう、という順番です。人が「理解したい」と思うのは信頼できる人だけだからです。相手のことを理解できたなら、相手は自分のことを信頼し、理解したいと思ってくれるはずです。
今回は、第5の習慣を紹介しましたが、他の6つの習慣もボランティア活動や、日常生活にも活せる内容になっています。こちらの本は、あいトピア2階のライブラリーにて貸出しておりますので、ぜひ一度読んでみてください。
【参考資料】『13歳から分かる!7つの習慣~自分を変えるレッスン』日本図書センター発行・「7つの習慣」編集部監修