ボラセンノート:福祉教育の重要性
先日、福祉関係の専門学校を訪問した際、事務担当の方から、生徒が福祉業界を志したきっかけについて話を伺う機会がありました。その中で、中学生の時に体験した福祉教室に影響を受けて進路を決めた生徒の話を聞き、私はとても嬉しい気持ちになりました。
福祉教育のサポートは、ボランティアセンターにとって重要な役割の一つであり、その中でも福祉教室は、車いすや手話、高齢者疑似体験といった様々な科目を生徒たちに体験してもらうことで、高齢福祉・障害者福祉・ボランティア活動等の理解促進を図っています。ボランティアセンターでは、実施を希望する学校から依頼を受け、ボランティア講師の調整等を行っています。
私も、年に何回か福祉教室へ出向くことがありますが、生徒たちが体験を通して、福祉について熱心に学ぶ姿をよく目にします。また、先生方からは、「生徒たちにとって、とても貴重な経験であり、今後の生活の中で役立つものです。」と声をかけていただくこともあり、福祉教育の重要性を実感しています。
ボランティアセンターでは、今後も多くのボランティア活動者や市内関係施設等と連携を取りながら、福祉教育を推進していきます。生徒の多感な時期に社会福祉について理解と関心を高め、日々の生活の中で役立ててもらいたいと思います。また、将来的に一人でも多くの学生が、ボランティア活動や福祉業界へ興味を持つきっかけになれば幸いです。