ボラセンノート5月:ラジオに耳を傾けて

福祉の仕事

2025年は日本でラジオ放送が始まってちょうど100年目の節目の年となります。私も毎朝通勤中の車内で、ラジオを楽しみながら運転してきています。ラジオは決まった時間に決まった番組が流れるため、渋滞の中を走る私にとって、職場までの道のりを順調に進むことができているかの一つの指標にもなっています。そんなラジオですが、脳の活性化にも効果があるという興味深い話を耳にしましたので、調べたことを皆さんにご紹介したいと思います。

脳科学の研究で有名な加藤俊徳医師の研究によると、継続的なラジオの聴取は左脳の言語記憶を刺激し、さらに視覚的な想像力を呼び起こし、右脳の記憶系脳番地と呼ばれる部分を成長させることが明らかになりました。ラジオが脳の活性化につながる理由の一つに、音声だけのメディアであることが関係するようで、ラジオから聞き取る言葉を想像力で補完することで、脳の働きが強化されるそうです。私も今回調べてみて、ラジオにこのような効果があることを初めて知り、今後も継続して聴取したいと思いました。

テレビやスマートフォンが主流になった現在においても、ラジオにはそれらにない魅力がたくさん詰まっていると感じます。何かをしながら聴く場合も脳の活性化に効果があるそうなので、皆さんもぜひラジオに耳を傾けてみてはいかがでしょうか

2025年05月13日