ボラセンノート:福祉施設でのボランティア体験
夏休み期間中に、福祉施設で中高生を対象としたボランティア体験学習を行いました。これは、ボランティア活動を希望する生徒に、福祉の課題に気づいてもらうことや、地域の一員としての自覚が芽生えるようなきっかけづくりとしてもらうことを目的とした『青少年等ボランティア福祉体験学習事業』の一環です。コロナ禍では実施できていませんでしたが、今年は再開することができました。
今回は、その中の高校生体験学習(ワークキャンプ)についてご紹介します。こちらは高校生が障害者施設で2日間ボランティアを体験する活動です。体験当日のレクリエーションの時間には、高校生がゲームでいい記録を出すと、利用者の方が「すごい!」と言いながらハイタッチをして、お互い嬉しそうにしていました。そして、2日間の活動終了後、高校生たちは、「楽しかった」「嬉しかった」という感想や、「将来に活かせる良い経験になった」「街で困っている人がいたら声をかけたい」と言っていました。
参加した生徒のみなさんが、誰かのためにボランティア活動をするということに加え、そこから学んだこと・気を付けたこと・反省点・次に活かしたいことなど、色々なことを考えながら取り組み、自身の成長に繋げられたようでした。
この事業は、また来年の夏休み期間に実施する予定ですが、年間を通してボランティア募集をしている福祉施設もあります。ボランティアセンターで配布している、『まずは体験!入門!身近な施設でボランティア』という冊子に情報を載せていますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。