ボラセンノート4月:点訳ボランティア養成講座

点訳講座

 点訳ボランティアとは、視覚に障害のある方に文字や文章を点字にして伝えるボランティアのことです。現在は、全国で点訳されたデータをやりとりし、より多くの点字本を手にすることができるようになっていて、そのデータ作成の多くには点訳ボランティアが関わっています。 例えば、豊橋市で活動している点訳ボランティアサークルの「点工房」では、広報とよはしなどの広報物や、本、カレンダーなどの点訳をしています。

 本講座では、全16回にわたり、視覚障害者の情報保障への理解についてや、具体的な点訳の技術などを講義と実技を交えて学べます。点訳を学んでいくにあたって、文法や表記のルールを覚える必要があるので、読書や言葉が好きな方や、コツコツ取り組める方におすすめの講座です。そして、講座修了後に「点工房」に入会されると、サークル内の勉強会でさらに点訳技術を学んでいくことができ
ます。

 点訳ボランティアは、視覚に障害のある方が目で見る情報と同じ情報を得るために欠かせない活動ですので、ご興味のある方はぜひお申し込みください。

2024年04月04日|ボランティア月刊通信のカテゴリー:ボラセンノート